明けましておめでとうございます。
今年も高橋ピアノ教室をよろしくお願い致します。
2023年が始まりました。レッスンも開始しており、みなさん発表会へ向けて練習をがんばっております。
発表会の練習期間になると、いつもよりレッスン内容も厳しくなります。舞台にたてる喜びを知ってほしい、という想いが私にはありますが、それはただ舞台に立つだけということではありません。
いつもより少し難しい曲への挑戦。いつも適当にごまかして弾いていた箇所への挑戦。スポットライトを浴びて舞台へたつとはどういうことを意味するのか、生徒さんにレッスンで感じてほしいと思っています。
楽しく弾けたらいい、という手前にはやはり現実があります。
最近の時代背景だと思いますが、何でも許される事が多くなってきたと思います。例えば学校でも嫌いなものは食べなくていいとか、辛かったら休んでていいとか…。確かに本当に号泣するほどならそれはしなくていいと思うんです。でもちょっと頑張るだけでできるのに…それを初めから諦めて簡単な道へ進んでしまう子どもさんって多いのではないでしょうか?
ピアノも同じです。少しがんばれば弾ける曲はたくさんあるんです!
発表会で間違えたくないから、暗譜が心配だから、といつもと同じような曲を弾いていてそれは本当に「舞台へたつ喜び」なのでしょうか?
簡単な道だけを残さず、どうか難しい道へ挑戦する気持ちを持ってください。
失敗を恐れず、どんどん前へ進むことが大事なのです。
ピアノ演奏が間違おうと、暗譜がとぼうと、それは次へのステップ。
間違えることを恐れないで!どんどん間違えて自分のやり方を知っていきましょう。
2023年も新しい出会いがありますように。