早いことにもう今日から12月になりました。
今年も生徒さんたちと楽しいレッスンができ、充実した年だなと感じました。
さて、何年か前からボカロをピアノで演奏したり、駅などにあるストリートピアノでの演奏などで「ピアノ」という楽器がとてもピックアップされています。テレビでも芸能人の方々が演奏するというような番組がありますね。
習い事でもピアノは人気のある楽器ではないでしょうか?
それに伴い、私の中で学生時代から今日まで感じていることをお話いたします。
学生時代、教員免許取得のため中高生の音楽の教科書を見る機会がありました。教科書の内容を見て1番感じたことは「クラシックに触れる機会が少ない」ということです。
私個人の考えですが、ポップスやボカロは学校でやらなくても、日々の暮らしの中で自然と触れる機会があります。YouTubeを使えるようになり、誰でも身近に感じられるものになりました。しかしそれに伴ってクラシックに触れる機会というのは非常に少なくなったと思います。ピアノ等、楽器を習っていないと特に「遠い音楽」になってしまっているのではないでしょうか?
その為、私のレッスンでは生徒のみなさんにクラシックに触れてもらうよう心がけています。
例えば、オーケストラの演奏を聴いたり、使う楽器を紹介したり。ヴァイオリンや、トランペット等の画像を見たり…。
ショパンやベートーヴェンの曲を紹介し、私が実際に演奏したりもしています。
それは、単に「こういう音楽があるよ」ということを言っているだけで「だからクラシックをしなさい」と押し付けているわけではありません。ここは大事なことだと思います。
実際に、発表会ではクラシックを弾く生徒さんもいるし、ポップスを弾く生徒さんもいらっしゃいます。
ただ、私の指導方針として「少しでもクラシックに触れてほしい」ということでこのようなレッスンをしております。
せっかくのピアノとの出会いですので、色々な音楽ジャンルを聴いてみるのもいいかもしれないですね(^^♪